日本最大のダム「黒部ダム」へ行ってきた

またまたやってきました、お盆休み!

またまた行きました、一人旅。

今年は過去に類を見ない猛暑続きでした。鹿児島育ちの俺もさすがにグッタリ。。
こうなったらめちゃくちゃ涼しい観光地でめちゃくちゃ涼んでやろう!!

そんなわけで今回は、富山県にある日本最大のダム放水が行われている「黒部ダム」

・・・と見せかけて、その外れにある恐怖の断崖絶壁「水平歩道」へ行くことに(俺がまともな観光地に行く訳がない!)

片道30キロの道のり・・・

いつも連休初日出発でバタバタするので今回は連休二日目から出発。

調べたところ、水平歩道の手前にも同じ断崖絶壁の「日電歩道」というのがあり、距離は16キロ、険しさは水平歩道以上だとか。その先に待ち構えてる水平歩道の距離は13キロ。

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(↑日電歩道の写真)

「日電歩道+水平歩道」合わせて片道30キロ近くを歩いて「欅平」という地にたどり着き、そこからトロッコ列車で1時間半揺られて帰ることになる。

しかし想定外の事実が判明!

なんと帰りのトロッコは黒部ダム側ではなく、長野県の「宇奈月」という全然反対の場所へ行ってしまうのだ。

宇奈月から黒部ダムまでは交通インフラが整っておらず、直で来れないため、山を避けるように外側の車道を120キロまわって帰ってこなければならなくなる。

なのでトロッコに乗るわけにはいかず、また片道30キロを歩いて、黒部ダムへ帰ってこなければならないのだ。

この猛暑の中、断崖絶壁を往復60キロ・・・完全に暑さで頭おかしい人ですね。

まあしかし「俺連休中ここ行くんすよww」と周囲に宣言してしまったので今更「過酷なのでやめました」というわけにもいかず決行することに。

救いだったのは台風の影響により炎天下ではなかったこと。

想定外の事態が・・・

黒部ダムまでは途中の「扇沢第二駐車場」へ車を止めて、そこから目的地までバスで向かうのだが、チケットを買おうとするとなんと最終便の4時ギリギリだった!

(渋滞に巻き込まれて到着が遅れた)
なんとかチケットは買えたものの、またしても不測の事態発生!!

ダムへ着いてみると・・・

日電歩道登山道の入り口が閉鎖されてる!!!

え・・・これじゃ水平歩道行けないわ(>_<)

日をまたぐ予定で、帰りのバスも考えておらず、時刻表を見てみると帰りの便までわずか1時間しかなかった。

結局、広いダムを急ぎ足でまわって、すぐ帰ることに。
あとで分かったのだが、「日電歩道」はあまりに危険すぎるため、完全な雪解けが確認される9月後半まで通行禁止らしい。しかも開通期間はわずか2週間弱。

つまり黒部ダム側から行っても最初から水平歩道へはたどり着けなかったのだ(T_T)

はあ・・・(まあでもダム見れたしいいやw)

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見よっ!この大迫力!!!・・・

黒部ダムの放水量は日本最大で、毎秒10トンの放水量だという。毎秒10トンを観光期間中の朝から夕方(17:00)までずーっと放水し続けるわけだから凄い!

帰りに見た光景が壮絶だった

若干下がり気味のテンションで帰りのバスへ向かう途中、思わぬものを見かけた。

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「尊きみはしらに捧ぐ」

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このダム工事で命を落とした大勢の人達の慰霊碑だ。

工事が行われたのは今から80年近く前の1960年。今のように便利な重機もなく、安全設備も整っていない時代、多くの作業員が命を落としながら、このダムを完成させたのだった。

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コンクリートの打設には現在のようなポンプ車ではなく、大型のバケットが使われていた。

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工事は夜間もぶっ続けで行われた。当時の技術でここまで巨大な物を作り上げるその労力は計り知れない。

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完成は1963年。日本最大のダムとして、今では多くの人に親しまれているが、その背景には先人の血の滲む壮絶な歴史があったのだ。

ちなみに今回目指してた「水平歩道」「日電歩道」はこのダム開発前の調査のために作られたらしい。
しばらくすると、黒部ダム工事に伴い、巨大な「トンネル」が完成し、この水平歩道は影を薄めるようになった。

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このトンネル工事もまた困難を極め、壁が崩落したり、破砕帯から大量の水があふれ出たりして、多くの人が命を落としていったらしい。その過程は「黒部の太陽」として映画化され、今もなお多くの人に工事の壮絶さを語り継いでいる。

この「トンネル」は、行きのバスで俺が通ったトンネルだった。乗ってるときは「運賃ぼったくりじゃないか」と思っていたが、今は思う。

全然ぼったくりじゃない。むしろもっと払いたいくらい。本当に先人達の苦労には頭が上がらない。




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1人旅をこよなく愛する暇人。自然と動物が好き。知識なしで会社経営を始めて現在泥臭く奮闘中。投資経験ゼロから半年で10万円を3200万円に!元インドア男から現在格闘家。なんでもやってみて案外なんとかなってる人。