草津は温泉の町だが、川の上流にある滝の裏側に、なんとほぼ人が立ち寄らない秘密の源泉があるという!
当初の目的地だった「尻焼温泉(川全体が天然の温泉)」がまさかの冷水だったので、こんどこそとリベンジを誓い、山奥の源泉を探しにいく。
お、ぉう。。。熊が出るんだ(笑)
知らなかった
登山道入口。右手にまたしても熊注意の看板。((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
登山中にふと思いつき、スマホの音量をmaxにして音楽をかけながら歌って登山することにした。
なるべくロックめで激しい曲!!
もし今、他の登山客とすれ違ったらとても恥ずかしくて人間失格のような気がしたが、熊に食われないために、生き延びるためにこっちも必死なので仕方ない😨
滝!あった!
意外と早かった
あー・・・
遠い遠い。滝を展望できるだけで滝自体はまだまだ遠い😵
案内板発見。既に一時間歩いてる。
熊なんかどうでもよくなってきた
登山ルートの脇道に滝への抜け道を発見!
どうやら上級者向けのコースらしい。
自称上級者なので恐れ多いが通らせてもらった。
~過酷すぎたためここから写真少なめ~
・・・なんじゃこりゃ!?
俺の知ってる登山道じゃなかった。
自分の背丈ほどある草の間を掻き分けて進むと、今度は45度くらいの傾斜を草にしがみつきながら横づたいに移動する。
『素人は落ちろ』と言わんばかりの険しい道になっていた。(マジで何度か足を滑らせた)
そして草が多すぎて、徐々に道が分からなくなってきた😭
聞こえるのは草を掻き分ける自分の音と、滝の音のみ・・・
ふと目をやると、誰かが草を踏み倒して通った道跡が残っていたので、その跡を歩くことにしたのだが、このときの俺の判断はとんでもない間違いだったことに後で気付く。
しばらくその跡をなぞり、傾斜の下まで下っていくと、滝の音が強くなってくる。
『もうすぐだ!』
そう思ったのもつかの間、
・・・ひっかき傷??
ま、まさか。。そう俺は獣道をなぞって傾斜を下ってしまっていたのだ。
しかし滝の音はもう目の前。引き返そうにも今までの二時間を思うとなかなか後に引けず、川のふもとまで降りることに。
・・・そして出会ってしまった。
川の向こう岸に黒い影。
目を見てはいけない、ととっさに思い出すも、時すでに遅く、気付かれてしまった。
熊に。
ア、コンニチハ・・・( ̄▽ ̄;)
走って逃げようか・・・いやあの傾斜じゃ走れないし滑り落ちるのがオチだ。
石を投げて攻撃しようか、、、いや動画で見たことある。興奮させたら逆効果だ。
頭がいつもの10倍くらい高速でいろんなことを考え、とっさに『刺激しないように静かに去る』ことに。
ゆーっくり前を向いたまま、熊の視界からフェードアウト。
じーっとこちらを見つめる熊。
熊の視界から消えたあとにも、もう走ってきてるんじゃないかと思ってしまい、背筋がゾクゾク。
なるべく音を立てないように草にしがみつきながら来た傾斜を登る。
振り返ってみると、( ゚д゚)ポカーンと唖然の表情でこちらを見つめる熊。
熊はとても臆病なので、びっくりさせたり、興奮させなければら、積極的に人を襲うことはない、というのは本当だったのか。熊も森の中へ引き返してしまった。
帰りは大雨。
早足で傾斜を抜け出し、元の登山道に戻る。
もう懲り懲りだ。勉強になった。
帰りは日本三大温泉のひとつである草津温泉へ。
す、すごい。温泉のテーマパークみたい。あちこちからお湯が沸いてるらしく、そのお湯をまんべんなく使っている。
しかも無料の温泉まであった!😭
俺は一体なんのためにあんな山奥まで行ってきたんだ😵
草津の温泉は『強酸性』のためかなり傷に染みるが、石鹸を使わなくても肌がすべすべになる。
そういえば町の人はみんな肌ツヤツヤで美人ばかりだ。
ちなみに1円玉を入れると一週間で溶けてなくなるそうな。
草津名物、特大しょうが焼き!超分厚い😍超美味しい✨✨
(しかしなぜかこのあとお腹を壊してしまった😵💦)