早くも連休三日目。
神奈川から遥々100キロ以上の距離を移動し、心霊スポットを見ただけのしょぼい連休初頭・・・。
本当は南伊豆で金目鯛バーガーを食べたかったのだが、時間配分を間違えて閉店ガラガラ・・・。
伊豆来て、ただ心霊スポット見ただけ、という。。。
しかし三日目はようやく楽しい事ができる!
そう!ラフティング体験をするのだ。ラフティングとはゴムボートで川の激流を下っていくレジャースポーツ。
場所は群馬県水上!
現在、伊豆にいるので群馬まで300キロ以上の大移動になるが、このくらいの距離は毎年のことなのでだんだん抵抗無くなってきてる自分が怖い
(途中で家に忘れていた一眼レフのバッテリーも回収)
時は深夜2時。さすがに眠くなってきて仮眠をとろうと停車中、ふと気づいたのだが、水上近くには・・・
映画「翔んで埼玉」の舞台となった「ロックハート城」があるじゃないか!!
映画が面白くてすっかり気に入ってしまった俺は、聖地巡礼することに決めた。
よし!埼玉の聖地、群馬のロックハート城へ行くぞ!

到着!!! 本当に映画の舞台だ!!

ここで埼玉県民は雑草を食わされそうになった

劇中の印象深いセリフ

ピュアな埼玉県民は喜んで草を食べようとするのだが・・・

!!

群馬県民にはカレー食わせておけ!!・・・この扱いの違い

このカレー美味い!!スパイスが効いてて香ばしい香りが体中に広がる。
さすが『映画関係者が全員食べていった』とうたってるだけあって絶品だった。
食べた後しばらく外をうろつくと・・・

トリュフコロッケにフォアグラコロッケ・・・・
もうなんなの!!グルメの祭典か何かかな。
う~ん、買いたいしめっちゃ気になるけど二年前、「トリュフポテトチップス」を900円で買ったあげく、ごくごく普通の味だったのが今でもトラウマである。




トリュフうめえ!!フォアグラ最高( ̄▽ ̄)!!
・・・あ、違う!魔が差しただけなんだ。
おっといけない!こんなことをしに群馬に来たわけではなかった。
急いで水上へ!場所は「MAX大穴ベース」という所。

到着!!「大穴」っていうくらいだから、洞窟だったり、もっと「穴」要素があるかと思ったが、普通だった。

現地ではカタコトの外国人ガイドさんが流れの説明。日本に来てまだ浅いバイトさんみたいで、日本人スタッフのフォローを受けながら一生懸命説明してくれていた。

行きのバスの様子。ここでも外国人ガイドさんが、たどたどしい日本語で客を盛り上げる。
彼の母国でもラフティングはあるのだが、総距離100キロを超える大下りとなるため、下流に下りきるまで、1泊2日=2泊3日、の超長旅になるのだとか。
今回、俺が参加したのは2時間8キロほどのコース。それでもボート上で過ごすのは1時間ちょっとほどで、あとは乗り込み前の練習や、流れの説明だけで1時間ほど経過する。

川岸に到着すると簡単なこぎ方の練習と説明をしてから出発。
「ボートは転覆することがありますが慌てないでください」と警告され、子供達の顔から笑顔が消える・・・(; ・`д・´)💦
反対に俺の顔からは笑顔が・・・(*^^*)(やっぱこうでなくちゃ)

基本動作は前漕ぎと後ろ漕ぎの2つ。ガイドさんにレクチャーしてもらう。
小学校の頃にも経験があるのでそれほど難儀では無かったが、
小学校の頃は一緒に乗っていた鬼教師が「いっちにーさーんしっ!」と言うのを「えっちねーさん!えっちねーさん!」と叫んでるように聞こえて、
おかしくなって笑ってしまい、鬼教師から後日殴る蹴るの制裁を受けたので、ボート乗りには嫌な思い出しかなかった。
今思うとすごい小学校時代だった・・・

下っているのは群馬県の「利根川」という川。あちこちに温泉が湧いていて、群馬県らしい雄大な自然を堪能できる。
桜の花も咲いていた。東京ではもうすでに散り頃なのだが、ここ群馬では気温の差もあってか、まだあちこちに散見されていた。
周囲の桜や山の事を解説してくれたガイドさんは、元々このラフティングツアーの客だったらしい。
客として参加してみて「これを仕事にしたら人生楽しいだろうな」と思ったらしく、当時勤務していた仕事をやめ、群馬まで引っ越してきたらしい。

思い切って行動できる人は、苦労もするだろうけど、人生を変える力を持ってると俺は思う。
世の中くよくよ悩んでたって動いてみないと分からないことの方が多い。
動く前に不安要素を考えてしまうと「やっぱやめとこう」という「逃げ」の選択肢に落ち着いてしまうが、
動いた後だと悩んでる暇がないのでドンドン現状打破のための知恵が出てくる。逃げられないから人は「必死」になれるのだ。
時にはくよくよ考えるより思い切って動くことも大事なのかもなっ!!

そんなことを思いながらも「転覆したらどうしよう・・・」とくよくよ悩みながら慎重に漕ぎ続ける。

向かって右後ろ、頭に「GoPROカメラ」つけてるのが俺です(笑)
このとき撮影した映像 ↓