連休最終日は日光へ。
着いたのは夜7時過ぎ。
夜じゃ暗いしどこも観光できない・・・ので、当初は夜散歩でもしようと計画していたのだが、

という俺の思いつきで、標高1600mのキスゲ平という所を夜登山することにした。
標高1600mというと、スカイツリーの標高637mの実に2.5倍以上、富士山の標高3776m、の半分に迫る高さだ。
キスゲ平は、丘のような形をしていて、山頂まで階段が整備されてるので登山というか階段上りに近い。その段数なんと1445段。。。(・・・散歩?)
しかも今回は彼女同伴。
普通であれば、

と言われても仕方ない。
しかし「登ろう」という俺の馬鹿げた提案に、何一つ拒否せず乗ってくれた彼女((T-T)!!)
前回キスゲ平をひとりで訪れたときは、まだ5月の春時。
キスゲの花は咲いて無くて少し物足りなさもあったので、次はキスゲの咲く頃に訪れよう!と思っていたのだが、
まさか一年後、深夜の霧の中、キスゲ平を登ることになるとは思いもしなかった(@_@)

山頂までふたりで息切れしながらも登り続ける・・・
何十分かかっただろうか。
山頂へ到着!!

なんも見えねーー!!ww
登る直前までは少し星空も見えてたのだが、山頂へ到着した途端、辺り一面霧に覆われたのだ。

しかしこれはこれで良い・・・!と楽しそうな彼女(^.^)
異世界情緒を楽しんでいるようだ。
昼間だったら他に人もいるだろうし、ごく普通の観光なのだが、
夜の誰もいない真っ暗闇空間は、非現実世界にいるみたいで不思議な感じ。ワクワクする。

スマホのライト機能を懐中電灯代わりに使っているが、明るくなるのは足元だけで、遠くは霧のモヤでよく見えない。
うむ、こういう事もあろうかと、俺は超強力懐中電灯を持ってきていたのだ。

(ガサガサ・・・)おもむろにバッグから懐中電灯を取り出す・・・
ピシャーーーーン!!!!


・・・ってこれレーザーポインタじゃないか!
どうやらペン型懐中電灯と、ペン型レーザーポインタを間違えて持ってきたらしい・・・。
結局、スマホのライト機能を懐中電灯代わりに使用することに(´д`)

霧が退いてきたので、三脚立てて星空撮影にもチャレンジ!
・・・と思ったけどやっぱり綺麗には撮れなかった。
霧が波のように、引いたり、押し寄せたりしていて、霧が晴れたと思ったらまた霧の繰り返し。
霧の中の世界は、不慣れなうちは不気味で怖く感じることもあるのだけど、どこか幻想的でずーっととどまっていたいと思うこともある。
五年前の富士山登山の帰り道でも、幻想的な霧の世界に心を奪われていた。非現実的な感じがたまらない。
真夜中の霧山散歩、なんだかんだで楽しかった!
今夜はもう寝よう。


自分が小学生くらいの子供だったら、自然豊かな日光は迷わず虫取りやカエル取りをやっただろうが、さすがに子供じゃあるまいしそんなことはできない。
もうちょっと大人らしく優雅に過ごしたい。
そうだ!せっかくレンタカーあるのだから車でドライブして日光を満喫するのも良いな。
よし!
おもむろにハンドルをきる・・・

子供か!!
どこへ行こうか話し合った末、牧場に行こう!ということになり、「大笹牧場」という所へやってきたのだった!
道中はずーっと大雨&あられの悪天候。
それはそれで楽しくてテンション上がってしまったのだが、さすがに雨天で牧場はちょっと・・・



あった!!
なんと、周りをどす黒い雲が取り囲む中、牧場だけピンポイントで晴れていたのだった!
多分、彼女は晴れ女なんだと思う。
何はともあれ、無事天気も良くなったことだし、思いっきり牧場を満喫しよう!!
・・・からの

子供自動車。
28歳にもなって子供自動車ではしゃいでるようじゃ、彼女もドン引きだろうな・・・

・・・そんなことは無かった。
せっかく牧場へ来たのだからもっと牧場らしいことをしたい!
そう思って乗馬や乳しぼりにもチャレンジした

・・・なんか違う。

乗馬。
「初めてのことにチャレンジする」は旅のひとつのテーマでもあって、
スカイダイビング、スキューバダイビング、バンジージャンプ、と色々やってきたが、本格的な乗馬も初体験だったが思ったより難しかった。
(ちっちゃいポニーの白馬には乗ったことある)
そんなこんなで久々の日光を満喫できて良かった