意外な自分の一面



職場にて。
初日から気の合わない後輩がいた。沖縄出身。
今日の残業で二人きりになって洗い物をするは めになった。
雑談苦手な俺はドギマギしながらもなんとか話 していたが、相手の態度にイライラ、相手も口 下手な俺にイライラ。
とうとう相手が挑発的な発言をしてきた。
口下手で対人恐怖症で萎縮してしまう自分だっ たが、この日は何かが違った。
「っすね」「っすか」とガキ臭い言葉を使うこ の人に、学生時代の闘争心のようなものが湧い てきた。
思わず棘のある一言で反撃し、その場の空気が シーンと静まりかえる。
今まであんなに対人恐怖で、職場の人間関係に も悩んできたのに、攻撃的な相手には容赦なく 反撃できる自分がいた。
まともな社員には嫌われると傷つくのに、生意 気な社員にはそんな感情が沸かない。殴りか かってやろう、とすら思う余裕があった。
そういえば対人恐怖症治療してさたときも、不 良やヤンキーに立ち向かうことで自信をつけて いった。
相手が高圧的だと血が疼く。
対人恐怖症再発したのかと思ってたけど、こん なおき土産が残っていたとは。
ただ何となく相手も気が大きくなっていたのは 分かった。俺と会話してる時に第三者が来ると 声を荒げて威圧的になっていた。俺には普通。 これは第三者経由で自分の権威を見せたがる心 理。俺は強いんだぞ!と第三者との力関係でア ピールする。当然俺のことを警戒してるからで あり、警戒していなければ俺の方に攻撃してく る。
今回の件で逆にひとりで生きることへの自身が 湧いてきた。
それは自分の中に闘争心を見つけたからではな く。 この生意気な後輩社員の生きる姿勢に感化され たからだ。俺より後に入ってきたのに先輩や上 司に噛み付いたり、多方面に敵を作りながらも 堂々とし、自分の主観を大事に生きている。
少々尺に触ることもあるが、彼を見てると15歳 の頃の自分を思い出す。 どんなに自分が悪くても自分を貫く生き方。勇 気と葛藤の日々だったが生きてる充実感もあっ た。


今回の件で分かったのは、俺が苦手だったのは 仲良くしなきゃいけない状況下での人付き合 い。それはこの一ヶ月で徐々に見につけてき た。口下手でもいいからとにかく何か喋る。そ れで口下手だと相手に悟らせればいい。何も喋 らなければ相手にあらぬ悪意を想像させてしま う。それでも嫌われたらショックを受けてしま うだろうが。
今回みたいに最初から舐め切った態度の奴は 元々対人恐怖症克服訓練で慣れてるので敵意に は敵意でやり返せる。


あと社会復帰にあたって心がけていた心構えが ある。「全ての人から何かを学び取るつもりで 接する」 仕事中は厳しいけど休憩時間にアメをくれたり するふおばさんから学んだ対人スキルは、アメ など食べ物を分け与える、ということ。口下手 だけど実際にこれで親しくなった同僚がいる



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1人旅をこよなく愛する暇人。自然と動物が好き。知識なしで会社経営を始めて現在泥臭く奮闘中。投資経験ゼロから半年で10万円を3200万円に!元ひきこもり時代を経て現在格闘家。なんでもやってみて案外なんとかなってる人。