処刑



中世ヨーロッパのようなところにいた。女性が処刑されることに決まった。理由は肩にあるタトゥーが非宗教的(具体的には「31」の文字。意味はわからない)、これが理由で殺されることに決まったが、案の定女性は逃亡した。

私は調査団の一員として、逃げた女性を探す役割を担った。女性の逃亡を手助けしている者も同じく処刑する。不思議なことにここはドーム状の閉鎖空間であり、終始ドーム内で女性を探すことになっていた。さっそく誰かが捕まった。逃亡を手助けした男性だ。当の女性はなかなか見つからない。命令を出した王様にも少々苛立ちがみえる。もう一度いうがここは、ドーム状の閉鎖空間である。長らく探し続け(というか記憶がないw)、ついに特定した。ドーム上部の花壇のようになっている所(なぜか森として視覚化された)に身を潜めていた。我々調査団があしをふみいれようとすると、大きなドラゴンが現れ、女性を守るために火炎放射をした。このドラゴンに終始手こずり、このままでは我々も王様に処刑されてしまう可能性が高かったことから死を覚悟して必死だった。

と、そこへ救世主が現れた。伝説のポケモン御一行だ。ラティアス、ファイヤー、サンダー、フリーザー、エンテイ、その他。彼らは我々の味方をし、女性を捕まえるためにドラゴンと死闘を繰り広げた。戦い方はとても知的で、一匹がおとりになったり、一匹が敵の弱点をついたり、三匹で待ち伏せ攻撃を狙ったり、センスが光る戦い方だった。

その成果もあって女性はついに捕まった。逃亡協力者とともに十字架の刑にかけられ殺される。我々は今更処刑理由の小ささに疑問を抱きながらも、処刑道具の組み立て方や使い方を入念にチェックしていく。横を見ると、死を悟った顔の女性の姿が。

とここで視点がいつの間にか女性に転移した。処刑される恐怖がじわじわ伝わってくる。死、とは人生一度の大事件である。それが今から始まろうとしている。この心細さは尋常ではない。横には手助けしてくれた男性ら2人の姿が。微動だにせず俯いている。私には、死を受け入れたくない気持ちと、諦めの気持ちが交錯していた。もしかしたら・・・もしかしたら・ ・・逃げれば助かるんじゃないか、とふと思ったり、、最期こそ潔く死んで後世に恥をさらすな、と思ったり。で結局、逃亡しようと後ろへ逃げようとしたが、自らの意思で元に戻った。

ただただ死の恐怖との葛藤の繰り返し。ついに処刑が始まろうとしていた。隣の男が十字架にかけられる。次は私の番だ。そのあとは手のひらに五寸釘を打ち付けられ、その次は・・・想像しただけで気が遠くなりそうだ。日常で体験する恐怖やパニックの一段階上を行ってた。精神が分離しそうな感じさえする。

・・・とここで夢から目覚めた。多分その場から逃げ出したい、と強く願ったからだろう。恐怖のピークで目覚めることはよくある。ただ目覚める直前に、地面に倒れこんで動かなくなった女性が映った。肩にある「31」のタトゥーが虚しく映っていた



ABOUTこの記事をかいた人

1人旅をこよなく愛する暇人。自然と動物が好き。知識なしで会社経営を始めて現在泥臭く奮闘中。投資経験ゼロから半年で10万円を3200万円に!元ひきこもり時代を経て現在格闘家。なんでもやってみて案外なんとかなってる人。