でも今回の連休旅の目玉とあって、諦めるわけにもいかず、富山を出て長野県宇奈月温泉街まで、山を避けて120キロの距離をぐるーっと回って、水平歩道の反対側の始点へ向かうことにした。
翌日に備えて、もう寝ようか迷っていたが、今が見頃ではないか!スヤスヤ寝てられぬ!
せっかくなので流星群を見てみよう!
— あっきー (@zero123456789) 2018年8月12日
しかし時折、雲の隙間から山の頭らしきものがちらちらと出ていたので、あんまり分厚い雲ではないのだと確信した。
もしかしたら雲を抜けて高地に行けば、星空を拝めるのではないか?と思い、グーグル大先生と相談。するとすぐ近くの山の高地に「平和の像公園」という開けた場所があったので行ってみることにした!!
街から離れ、くねくね~っと入り組んだ山道をひたすら走リ続ける。
辺りは光がなさ過ぎて一寸先に何があるのか、誰がいるのか、全く分からない。不気味。
森のざわめきと雷のゴロゴロ~という音だけが響き渡り、世紀末感ハンパない。
道中で「鳥獣(ほにゃらら)養碑」というのを発見。よく分からないが亡くなった動物たちを供養している人達がいるようだ。
こんなひとけの無い山奥で・・・、そう不思議に思いふと目線を横にやると、闇夜に光る白い眼光が二つ・・・
うわあああぁぁ!!(牧場の牛でした)
さて・・・目的地の平和の像公園はまだまだ上の方。車で真っ暗闇を進む。
15分ほど進むと霧が立ちこめてきた。この霧、当然「雷雲」でした。
時折、辺り一面360度ピカッと白く包まれて、直後に耳元で「バリバリゴロゴロオオオオオ!!!!!!!」と大音量の雷鳴が鳴る。
爆撃だこれは・・・。(T_T)
落雷だけは避けたいので急いで進みたいが、
車のライトは霧に反射してホログラムみたいにキラキラするだけで全然前が見えない。
道はくねくね急カーブの繰り返し。焦れば危ない。
前を確認するために、時折車を止めて車外に出るも、雷鳴が耳元で不気味にささやく。
そんな状況下で車を進めることしばらく・・・
ついに雲を抜けたっ!!
たまにもの凄い発光して消えていく、凄いインパクトの流れ星もあって、圧巻の一言。
光害の少ない場所では、こんなにも鮮明に星が見えるのか・・・
雲は見ての通り、目線の高さを泳いでいる。押し寄せたり、引いたり、波のように漂うも、こちらまでは来れないらしい。
この日は雲より高い場所で、星を眺めながら車中泊をすることに・・・。