連休は思いっきり遊ぶぞー!とまだ行ったことの無い地方へひとり旅することにした。
なんと9連休!!一人暮らしはじめて以来、いや社会人になって以来、最長の連休だ!(o^^o)
仕事を独立したので休みの融通が利くようになったのも大きい。
今回からは自由奔放な気まぐれ旅はやめてちゃんと計画を練ることにした。
「戦場ヶ原の夜景」「大谷資料館」「竜神大吊橋のバンジー」
目的地をちゃちゃっと決め、レンタカーを長めの5日間予約。
ちゃちゃっと家を出発。
「大谷資料館」
自宅から出発して、渋滞もあり5時間ほどかかったけど、無事到着!
大谷資料館は歴史ある伝統の石切場跡地だという。
古代の神殿みたい・・・!
実はここ、明治時代から続く「石切場」の跡地。。。
地下深く掘られた岩の空間は、とても涼しく神秘的だった。
驚くべきは岩の加工方法・・・。
大型機の存在しなかった昭和時代は回転ノコギリのような機械を使って、血のにじむような時間と労力で石を切っていたという。
もっと驚くのは明治時代、なんとノミとハンマーだけを使い、完全人力で作業していたらしい。
一日に掘れる量はほんのわずか。それを地道に何年も繰り返していたというのは驚き。
そういえば埼玉辺りにも、明治時代にたった一人の男がノミとハンマーだけで30年~40年かけて作った大岩のホテルっていうのがあったな・・・。昔の人たちの根気は凄まじい。
地下内はところどころライトアップされていて幻想的。
「B,z」など、有名アーティストのPV撮影や、映画撮影でたまに使われるらしい。
b,zの稲葉もここでウルトラソウッ!してたようだ
戦場ヶ原へ
そんなこんなでちょっと長居&渋滞してしまって、日光についたのは夜遅く。
華厳の滝を見に行こうと思ったが、もう真っ暗。
民間の店が多いからか店じまいも早く、9時を過ぎると本当に真っ暗。
俺の故郷、鹿児島も夜になるとこんな感じ。一寸先が闇。でも星空はすごく綺麗。
日光は標高が高いからか、鹿児島よりも星が綺麗なように思える。
戦場ヶ原へ到着!実は明るいうちに地形や歩けるルートを確認しておきたかったが、暗くなってしまって、駐車場と展望エリア以外の場所は行けなかった。
前情報によると戦場ヶ原はウォーキングコースがあるらしいが・・・見つからず(`・ω・´)
とりあえず展望エリアで星空観察!
え・・・うおおおおおおぉぉぉぉっ!!!!!絶景!!!
\(゜ロ\)ズンドコドコ (/ロ゜)/ズンドコドコ!!
っていう脳内イメージはさておき、
うーむ(;_:) 思ったより星空見えてないな・・・俺のカメラの性能が悪いのかな?
あるいは満月が眩しすぎて星が見えないとか・・・。まあそれはないか
満月、お前かー!!(´д`)
満月さん、君、太陽の脇役じゃなかったのか?なんでそんなに光り輝いてるの?
こんな眩しい満月初めて見た。
星空はよく見えなかったけど、これはこれでいいか。
とりあえず今日は満月を眺めながら一泊することに。
(自分の旅のルールとして宿泊施設は使わないので、寝袋か車中泊)
・・・翌朝
え?!!なんじゃこれは(゚Д゚)!!感動!
霧が大地を覆い尽くし、その上に、鏡餅に乗っかるミカンのごとく満月が降りてきている!
「感動したっ!!(小泉元総理風)」
本当に絶景。この世のものとは思えない。
死後の世界ってこういう景色なのかな・・・
とりあえず今すぐあの霧の中に走って突入してみたい。
そんな男の好奇心が刺激される光景だった。
湯の湖へ
恥ずかしながら戦場ヶ原のことばかり考えてて、他の観光地は世界遺産の「東照宮」くらいしか知らなかった。。
いつも気まぐれひとり旅なので風向きと雰囲気で行く方向決めてた感あるけど、はるばる日光まで来てそれは時間がもったいない・・・
とりあえずいろいろ調べて近くに「湯の湖」という湖があるのが分かり、行ってみることに。
ひょええ~絶景(゚Д゚;)
想像以上だった。水面が澄んでて景色が鏡写しで美しい。小鳥もチュンチュン言ってるし。
動画じゃ分かりにくいかもしれないけど、めっちゃ水面から湯気出てます。
ああ・・・、だから湯の湖なのか。これ全部温泉ってことか!
きっとここに来る人たちは湖に入浴したり、足湯したりして、癒やされているんだろうな。
せっかくだから俺も足湯だけでもしてから戻ろうと、裸足になって浸かってみる。
・・・・冷たっ!!
めっちゃ冷水だった(´д`)ww
なぜこんなに冷たいのに湯気が出てるのか不思議でならない。
明け方なのに凍えるよ(>_<)
とりあえず身体を温めるために、湯の湖周辺の脇道を散歩することに
「男体山」の方から日が差しはじめた。
場所が良ければダイヤモンド富士ならぬ、ダイヤモンド男体が拝めるかも・・・(ウホッ?!)
こういう人の少ない静かな所大好き。
鹿児島の田舎出身だからか、こういう風景は凄く落ち着く。
・・・!?
おわかり頂けただろうか・・・?
ア、コンニチハ。
・・・野生の日本猿だ!!しかもこっち見てるしw
人が怖くないのかな?カメラ向けても逃げないんだね君は(*^▽^*)
俺が今まで会ってきたどんな人よりも幸せそうな表情をしている(`・ω・´;)
そりゃこんな表情にもなるわな。
時間に追われてる人間よりも、ノビノビ、イキイキしてる。
あぁ・・・俺も森に帰化したい。
しばらく歩くと「湯滝」という滝にたどり着いた。
ゴゴゴゴゴゴゴー!!!と轟音を奏でながら、辺り一面がマイナスイオンに包まれている。
この流しきれなかったシャンプーの残骸みたいな泡は、モリアオカエルの卵。
彼らは木の上で泡を作り、散乱して、水中のイモリなど外敵から卵を守る・・・はずだけど、なんで水面に落ちてるんだろう・・・?
次はどこへ行こうか・・・
東照宮は世界遺産だけど、もっと観光客のいない静かな場所にも行ってみたい・・・
どうしようか・・・
・・・ピロピロリン♪♪
ん?・・・ふとスマホを見るとFaceBookのお友達の誕生日通知が鳴っていた・・・
・・・お、誕生日なのか!
とふと思いFacebookページを開くと
彼女のお住まいが日光だった!( ̄▽ ̄)!!!
そうだよそうだ!思い出した!プロフィールに日光って書いてあるではないか!!
よくできた偶然!ドラマのワンシーンだったら絶対「ご都合主義乙!」とか言われてる。
とりあえず日光来てます!アピールしようと思ったものの、誕生日の第一声がそれでは失礼だと思ったので、まずは「誕生日おめでとうございます」から話を繋げようと考える。
するとFacebookではなくTwitterの方で彼女から通知が・・・
なんと俺のTwitter投稿を見て、日光にいると察してくれたらしい。
しかも尋ねようと思っていたおすすめのスポットを、あっちから教えて頂いた(o^^o)
本当にありがとう!
おかげで日光2日目の行動予定があらかた決まってしまった。
長くなったので続きはまた書くことにします。
戦場ヶ原のイメージ図